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検証メモ

ゲーム名	The DioField Chronicle (ディオフィールド クロニクル)
ゲームジャンル	シミュレーションRPG
プラットフォーム	Nintendo Switch PlayStation 5 PlayStation 4 Xbox Series X/S Xbox One PC(Steam配信)
メーカー	開発：ランカース 販売：スクウェア・エニックス 公式サイト 公式ツイッター
発売日	2022年9月22日 Steam版のみ１日遅れで配信
価格	通常版：7,678円 コレクターズエディション：16,478円 デジタルデラックスエディション：10,978円 全て税込価格
プレイ人数	１人
CERO	C(15才以上対象)
キャラクターデザイン	タイキ 代表作：ロードオブヴァーミリオンⅢ、Ⅳ
コンセプトアート	上国料勇 代表作：ファイナルファンタジーⅩⅡ、ⅩⅢ
サウンドコンポーザー	ラミン・ジャヴァディ ブランドン・キャンベル 代表作：ゲーム・オブ・スローンズ

序盤に登場するキャラクター紹介

アンドリアズ・ロンダーソン

２０歳。ニックネームはリアズ。
傭兵団「ブルーフォックス」の４人の長の一人。
冷静沈着で智謀に優れている。

８年前にオルティナ王国の第四王子レヴァンティア・シェイファムの侍従兼護衛を務めていたが、レヴァンティア暗殺事件に遭遇した。
オルティナ王国とはディオフィールド島に位置する国家。

キャラクター性能は、傭兵団屈指の攻撃力を誇るアタッカー。
CV：岡本信彦

フレドレット・レスター

２１歳。ニックネームはフレダ。
傭兵団「ブルーフォックス」の４人の長の一人。
中流貴族レスター家の長男であり、直情的で裏表のない性格。

アンドリアズとは幼い頃からの盟友。
第四王子レヴァンティアとも友人だったが、８年前にレヴァンティア暗殺事件に遭遇した。

キャラクター性能は、まず騎馬による機動力の高さ。
それに加えて、敵の配置を動かせるスキルを多数使用できる。
CV：諏訪部順一

イスカリオン・コルチェスター

２３歳。ニックネームはイスカ。
傭兵団「ブルーフォックス」の４人の長の一人。
下級貴族コルチェスター家の嫡子。
独特の飄々とした雰囲気と弱者を放っておけない優しさを持ち合わせている。

十代の頃に近隣の騎士団に所属していたが、ある事件を機に脱退した。
その後、自由騎士を名乗り、傭兵稼業を営んでいた。

キャラクター性能は、弓による遠距離攻撃で敵の行動を阻害でき、攻撃力の高さもある。
CV：福山潤

ワルターキン・レディッチ

１７歳。ニックネームはワルター。
傭兵団「ブルーフォックス」の４人の長の一人。
上級貴族レディッチ家の息女。

気品と美貌を持つ少女ではあるが、名家の立場を利用して対立陣営に政略を仕掛けるなど底が知れない。
また幼い頃より古代魔術に興味を持ち、絶大な力を持つ魔術兵として大成した。

キャラクター性能は、後方からの回復と強化支援、状態異常付与を得意とする。
CV：水瀬いのり

アイゼレア・ウィガン

１６歳。ニックネームはアイゼ。
稀代の傭兵として名を馳せたゾルアック・ウィガンの一人娘。
父譲りの戦闘の才を持つ。

アンドリアズとフレドレットは数年前にゾルアックの家に転がり込んできた。
そのためアイゼレアは二人と共に傭兵としての腕前を研鑽していた。

キャラクター性能は、小柄な体格とは裏腹に耐久力に秀でている。
敵の攻撃を引き付けて味方の攻撃をお膳立てできる。
CV:前田佳織里

ロレイン・ルクシオ

２２歳。傭兵団「ブルーフォックス」の事務方で、政府への連絡も担う。
中流貴族ルクシオ家の才女。

１６歳の頃に政略結婚を強要されるも「自身も社会に出たい」と反対して家出。
ヘンデ公が出資していた学院へ入学した。

卒業後はヘンデ公爵派閥の高官として働く中で次第に貴族社会においても注目を浴びる。
CV:伊藤美来

ウィリアム・ヘンデ

３７歳。傭兵団「ブルーフォックス」の設立者。
一代で上級貴族へと昇りつめたヘンデ公爵家の主。

ジェイドの取引によって外貨を獲得、その資金で国内の領地を拡大すると共に、大陸の様々な技術を取り入れた独自の事業を成功させ、稀代の資金を得た。
ジェイドとは化石燃料のような資源のこと。

また元老院大臣であり、オルティナ王国において強い影響力を持つ。

元老院とはオルティナ王国の執政の最高機関であり、有力貴族や有識者から１０人選ばれる。
国王に提言する内容を元老院大臣の多数決で決める。
CV:津田健次郎

ウズリム・ヨルデン

３５歳。ヘンデ公から傭兵団長になるようにと提案を受けて受諾。

武勇に優れ頭脳も明晰、若い頃は騎士として武勲を上げていたが、３０歳になると戦線を退き、政府高官の役職に就いていた。

ウズリムは元老院大臣ヨーシュア大司教の派閥に属しているが、別派閥の元老院大臣ヘンデ公の私設傭兵団長となっている。
これは「ヘンデ公が一方的に武力を持つことを恐れた派閥」を牽制する意味も込めている。

レヴァンティア・シェイファム

８年前の暗殺事件の時点で１０歳。
オルティナ王国の現国王ラガルト・シェイファムの第四王子。
第三妃ステラとの間に生まれた。

利発で温厚、勉学を好み、読書が趣味で、社交性にも富み誰からも好かれていた。

帝王学を学ぶ一環として、ウェストフィールド(オルティナ王国西部)のレスター領で生活していたが暗殺される。
次代の国王候補として重要視される聖痕を持っていた。

用語・世界観

ジェイド

地層から採掘される青緑色の輝石。
魔術を生み出す能力を持つ石で、使用方法は日常生活から武装まで多岐に渡る。

その正体は古代に生息したと言われている巨大な生物「古獣オーガス」の化石というのが歴史学者たちの定説になっている。

アンドリアズ達が住むディオフィールド島ではジェイドが豊富に埋蔵している。

古獣オーガス

３億年前、人間はまだ存在しない時代に地上に君臨したとされる巨大な生物。
現存する人間や獣といった生物全ての祖先であり、起源だとも言われている。

古獣オーガスそのものは今から１億年前に絶滅。
理由は氷河期の到来や隕石落下による気候変動などいくつかの仮説がある。

地層調査から確定しているのは、１億年前に天地を揺るがす大災害が発生し、古獣オーガス達は住処を追われ、その多くが辿り着き最終的に死滅した土地が、遠い未来にディオフィールド島となる大地だということ。

ディオフィールド島の地中には古獣オーガスの死体が多く眠っており、その死骸は長い年月の中でジェイドへと変貌していく。

古代魔術(エンシェントソーサリー)

ジェイドを使って放つ、超常的な力を魔術と呼ぶが、その使い方は大きく分けて二種類存在する。

一つはこの古代魔術で、ディオフールドの民が古来より行ってきた方法、いわゆるジェイドを触媒とする能力である。
ジェイド自体は消費されず、そのままの姿で半永久的に使うことができる。

ジェイドを触媒化する方法は魔術書(グリモワール)を読み上げることが一般的。

使い手を選び、主にオルティナ人の血を引く者にしか使えないと言われている。
現象の規模は使い手の腕次第であり、微力な現象を起こす程度しかできない者もいれば、自然災害級の現象を引き起こすこともできる。

近代魔術(モダンマジック)

ジェイドを使って発動させる、もう一つの魔術のやり方。
それは消費する使用法である。

その使用法ではジェイドが砕かれたり、あるいは輝きを失い普通の石になる。
消費される代わりに、古代魔術と比べて基本的に膨大な熱量を生み出すことができる。
また使い方は簡素で、魔術的な誘導力が低い者でも使用可能。

その多くは近代魔術兵器として、強力な殺傷力の高い武装として使われている。
発明したのはトルベルト・シュヴィア帝国の前身にもなったトルベルト自治区にあったという研究機関。

シュヴィア帝国のロウテイル大陸侵略の背景には近代魔術兵器の存在がある。

ワールドマップ

ディオフィールド島とロウテイル大陸がこのゲームの舞台。
ワールドマップはヨーロッパと似ていて、ディオフィールド島はグレートブリテン島(イギリス)、ロウテイル大陸はユーラシア大陸と見立てると位置関係が分かりやすいかもしれない。

登場する国家は主に三つで、一つはディオフィールド島に位置するオルティナ王国。

二つ目は、ロウテイル大陸北部に位置するトルベルト・シュヴィア帝国。
ヨーロッパの地図に当てはめるとドイツの位置と見ることもできる。

三つ目は、ロウテイル大陸南部に位置するロウテイル連合。
ヨーロッパの地図に当てはめるとフランス周辺か。

オルティナ王国

ディオフィールド島を領地とする歴史ある国家。
建国より約1000年、王朝は幾度となく変遷しているが、国名は変わらず統一されている。

ロウテイル大陸と海を隔てているため、戦火が及ぶことは少なく、島国として独自の文化や風習を形成している。
国名はディオフィールドで暮らす民族、オルティナ人から名付けられた。
オルティナとは幸運を意味する。

オルティナ人は古代魔術の素養がある。

トルベルト・シュヴィア帝国

ロウテイル大陸のトルベルト自治区にて建国された新興国。
元々は科学力発展のために各国の研究者たちが集まる研究機関だったが、盗賊団の首魁シュヴィアが研究の主たる近代魔術の技術を奪い、自らの軍備増強を画策し、数ヶ月で周辺の領土を奪い取った。

さらにロウテイル大陸に侵略し、数年でロウテイル大陸内の２０以上の国を滅ぼした。

皇帝が全幅の信頼を置く帝国四将と呼ばれる多大な戦果を持つ軍人がいる。

近代魔術には多量のジェイドが必要であるため、ディオフィールド島の豊富なジェイドを狙っている。

ロウテイル連合

大陸内の１０数国が参加しており、宗主国は新進のヴェルマ連邦国。

後発でありながら潤沢な資金を提供して宗主の地位に就いたヴェルマ連邦国に対して、他の加盟国は非協力的であり、それ以外にも内部の確執は大きい。
表向きは協調路線で、帝国の侵略拡大を止めようと努めている。